初節句の男の子がいる方に向けて、一般的になにをするか、どんな祝い方をするかをご紹介しますね。
もうすぐ初節句なので、そろそろ考え始める方も多いでしょう。
ご家族全員にとって素敵な記念日となるよう、参考にしていただければ幸いです。
Contents
初節句の男の子の祝い方は?
さて、まずは一般的な祝い方からです。
地方によって差がありますので、身近な人にも確認してくださいね。
初節句はいつ?
まず、初節句はいつかというと、男の子の場合は産まれて初めての5月5日「端午の節句」がこれにあたります。
もし、お子さんが3月や4月に産まれており、初節句までそんなに間がない・・・という場合は、来年に持ち越す方も多いです。
子供の体調優先で決めてくださいね。
端午の節句に菖蒲を飾るのはなぜ?飾り方は?
そして、5月5日に菖蒲の花を用意し、玄関に飾ったり、菖蒲風呂にしたり、菖蒲酒(お酒に菖蒲を漬け込んだもの)を飲むところもあります。
大きめのスーパー銭湯なんかにいくと、こどもの日は菖蒲風呂になってることが多いみたいですね。
香りが爽やかですので、心地よいお風呂になります。
ちなみに、なぜ端午の節句に菖蒲を飾るかというと、「勝負」や「尚武(しょうぶ)」と同じ読み方であることから、勝負に強い子になりますようにという願いもこめられています。
また、菖蒲には、厄払いの意味も込められています。
端午の節句には何を飾るの?飾る時期は?
また、内飾りとして五月人形や鎧や兜を飾り、外飾りとして鯉のぼりをあげます。
鎧や兜は厄除けにもなり、本体(贈られた人)の身代わりになってくれると言われています。
詳しいことは、こちらの記事に書いてあるのでどうぞ⇒「初節句の五月人形や兜の選び方とおすすめの店や大きさについて」
また、個人的に悩んでいる話ですがこちらもどうぞ⇒「初節句に兜飾りと鎧飾りのどっちを買うか悩み始めた話」
飾る時期は、春分の日から、遅くとも4月29日(昭和の日)までに飾るのが一般的です。
鯉のぼりは、激しい滝を登ったり、鯉の生命力が強いことにちなんで、立身出世の願いがこめられています。
最近は、様々な大きさの鯉のぼりがありますので、ぜひ飾りたいところですね。
片付ける日は、「いつまで」とは決まっていないので、大安の日や、先勝の午前中などの中から、乾燥している日を選んで片付けましょう。
初節句には何を食べるの?
また、食べ物は、関西ではちまき、関東では柏餅が一般的だそうです。
最近は地域に関係なく、2つ用意することも多いようです。
ちまきは剣に見立てられて厄払い、柏餅は柏の派が新芽が出てくるまで古い芽が落ちないことから、家が絶えない=子孫繁栄の意味が込められています。
縁起の良い食材である、カツオや竹の子や鯛、エビなどでも良いでしょう。
初節句に着せる男の子の衣装は?
男の子の服装は、陣羽織にはちまき、袴、金太郎などが多いです。
なぜ、桃太郎や金太郎の衣装なのかというと、これらの人物のように立派になりますように、と願われているそうです。
衣装については、詳しくこちらに書いていますのでどうぞ!⇒「初節句の男の子の服装は陣羽織と袴と金太郎衣装のどれか呉服屋さんに聞いてみた!」
初節句の男の子は何するのか調べてみた!
さて、初節句で実際に何をするのかというと、男の子に陣羽織を着せ、兜の前で写真を撮り、柏餅を食べるというご家庭が多いそうです。
ちなみに男の子の月齢によっては、その子のために特別な離乳食を用意したりもするそうですよ。
また、初節句のお祝いが贈られてきた場合、贈ってくださった方を招待して食事会などをするそうです。
もし遠方にいるなどして招待できない場合、ちょっとした品物と一緒に男の子の写真をお礼に送ったりしても良いですね。
我が家の場合は、祖父母はお菓子をあまり食べないので、お返しには男の子の写真をアルバムにして贈ろうと思います。
初節句の男の子がいる我が家ですること!
さて、我が家の場合は、夫側の両親が兜を贈ってくださるそうなので、夫の両親と一緒に食事会をしようと思います。
もちろん、我が家でではなく、外食です。
おやつに柏餅も用意したらばっちりなのではないでしょうか。
また、嫁である私の両親は、「必要であればなんでもするよ~」というスタンスなのですが、
家の間取りの都合上、内飾りは一つで十分です。
そのため、陣羽織をレンタルして、息子と一緒にスタジオで写真を撮ってこようと思います。
初節句の男の子の祝い方とみんなが何するか調べて決めた我が家ですることまとめ
地域によっては、結婚式と同じように、一族総出で食事会をするところもあるそうです。
正直、そんな大掛かりな地域でなくほっとしています。
男の子が強くたくましく育つよう、心をこめておこなえば、例えば柏餅だけ、とかでも良いのだと思います。
正直、そんな大きな兜はいらないなぁと思いますが、祖父母の好意は無下にしないよう、しっかり受け止めたいと思います。
また、それぞれの飾りに意味があると思えば、なんだかやる気もでてきますね。
せっかく一生に一度の初節句なのですから、この際、思い切って楽しもうと思います。