暑中見舞いを喪中の相手に出すときのマナーや書き方と文例の紹介!


喪中の方に暑中見舞いを出しても良いのか、その際のマナーや注意点を紹介します。
具体的な文例ものせているので、書き方がわからないときに参考にしてみてください。

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暑中見舞いを喪中の相手に出しても良いの?

暑中見舞いを喪中の相手に出しても良いのか、悩みますよね。
結論から言うと、喪中の相手にも暑中見舞いをだしても問題ありません。

そもそも、暑中見舞いは、寒中見舞いと同様、「季節のお見舞い」であるため、年賀状のように「新年を喜び祝う」ものではありません。
とは行っても、文面やデザインなどには配慮しましょう。

一方で、ご自身が喪中である場合もあると思います。
その場合は、こちらの記事「暑中見舞いを喪中の自分が出すときの書き方と故人宛に届いたときの対応!」をどうぞ。

喪中の相手に暑中見舞いを送るときのマナーや注意点は?

喪中の相手に暑中見舞いを送るときのポイントは4つです。

・華美なものを避ける
・お悔やみの言葉を添える
・重ね言葉をさける
・四十九日が明けるまで期間をおく

一つずつみていきましょう。

華美なものを避ける

喪中のときは、故人を偲んで喪に服している最中です。
派手なデザインを避け、シンプルなものを選びましょう。

お悔やみの言葉を添える

相手が喪中であると知っているのであれば、「○○さんがご逝去なされて、ご家族の皆様のお気持ちをお察しいたします。謹んでお悔やみ申し上げますとともに、○○さんのご冥福をお祈り申し上げます」などのお悔やみの言葉を添えましょう。

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重ね言葉や忌み言葉をさける

「くれぐれも」「重ね重ね」「再三」「次々」「再び」「かえすがえす」「もともと」「たびたび」「わざわざ」などの重ね言葉を避けましょう。
また、「切る」「消える」「ほどける」「割れる」などの忌み言葉も避けましょう。

四十九日が明けるまで期間をおく

相手がまだ四十九日の間は、暑中見舞いを出すのは控えましょう。
この場合は暑中見舞いを見送り、後日、残暑見舞いを出すと良いでしょう。
ただ、暑中見舞いを受け取った場合、返事をしなければと相手の負担になる場合もありますので注意しましょう。

喪中の相手に暑中見舞いを出すとき、自分の妊娠や出産について書いてもよいか

喪中の相手に暑中見舞いを出すとき、自分の「おめでたいこと」を書いても良いのか悩む場合がありますよね。
暑中見舞いは「季節の挨拶」であるため、自分の近況など書くことに問題はありません。

ただ、必ず最初は相手へのお悔やみの言葉を書き、自分の妊娠や出産などの報告は文末に書くようにしましょう。
「未筆ながら、去る○月に入籍しましたことをご報告いたします」など、一番最後にいれましょう。

暑中見舞いを喪中の相手に出すときの文例・書き方

文例を書いていきますね。
参考にどうぞ。

暑中お見舞い、申し上げます。

〇〇さんがご逝去なされたとのこと、ご家族の皆様のご心痛をお察しいたします。

お悔やみ申し上げますとともに、謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。

私共は、変わりなく過ごしております。

暑さ厳しき折から、どうぞ、お体に気をつけてお過ごしください。

         平成○年 7月○○日

暑中お見舞い、申し上げます。

〇〇様がご逝去との報に接し、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

今年は昨年にも増して暑さが厳しくなっておりますので、どうぞご自愛ください。

なお、未筆ながら、去る○月に入籍しましたことをご報告いたします。

            平成三十年盛夏

暑中見舞いを喪中の相手に出すときのマナーや書き方例文の紹介!まとめ

最近は、メールやLINEのトレーディングカードなどで暑中見舞いをいただくことが多いですが、やはりハガキで送られてくる方が心が込められている気がしますよね。
また、すべてPCのみで書かれた文字だけというよりは、多少でも自筆で言葉が添えられていると、「業務的に出しました」という感じがなくなり、とても良いと思います。

そして、私も喪中のときに暑中見舞いや寒中見舞いをいただいたことがありますが、やはり「気にかけていただいている」と思えて、とても嬉しくなりました。
暑中見舞いを出すか悩んだ場合は、ぜひ、出してください。
きっとお相手の方も喜びますよ。

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